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生命科学部が大村智自然科学賞を受賞!

生命科学部の3年生(一瀬さん、網野さん、望月さん)の3名が大村智自然科学賞を受賞し、2月6日(月)に表彰式に参加してきました。

3名は、アブラナ科植物のめしべがたくさんの異種花粉の中から自分の種(しゅ)の花粉だけを見分けて受精するしくみに興味をもち、1年生の頃から研究を続けてきました。研究代表者で元部長の一瀬さんは受賞コメントの中で、春休みやゴールデンウィークも毎日受粉実験を行ったり、害虫対策のために農薬散布を行ったり、実験の条件設定を何度も練り直したりと、苦労が多かった点を話してくれました。地道な努力の末に得られた今回の受賞にとても感謝している様子でした。

大村智先生からは、高校生がこのような高度な研究を行ったことに驚くとともに嬉しく思ったそうです。また、日本初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹先生の言葉(物理学の発展にも言葉の集積は必要)を引用した上で、中高生にはたくさんの本を読み、研究者を目指す場合であっても国語の勉強も怠らないでほしいという願いを話してくださいました。

3名にとって、一生の記念になる授賞式でした。

本日2/7(火)の山梨日日新聞朝刊にも掲載されているので、ご覧ください。

カテゴリ:SSH|新着情報 投稿日:2023/02/07