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生徒会長あいさつ

第60代生徒会長 保 坂 一 輝

 本校は今年度、昭和38年の創立から60年という節目の年を迎えました。私たち生徒は、校訓である『Frontier Spirit~開拓者精神~』のもと、文武両道を軸に日々充実した学校生活を送っています。「開拓者精神」とは、新天地アメリカを切り開いていった清教徒たちの心構えに習い、どんな厳しい環境下でも自らの体力と知力の限り挑戦し、未知の領域を切り開いていくという意味です。南高生はこの精神を引き継ぎ、これを念頭に学習活動・部活動・学校行事に取り組んでいます。

 本校は平成16年度からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けており、先進的な理数教育を行っています。SSHは、未来を担う科学技術系の人材育成を目的としています。第一線の研究者を招いての講演会であるサイエンスフォーラム、JAXAへの訪問やアメリカへの海外研修などのプログラムが設けられています。また、文系・理系を問わず、自分たちで設定したテーマを追究する課題研究に取り組みます。このように自然科学や社会科学の実践的能力を養うことが可能なカリキュラムと環境が十分に整っています。

 私たちは、部活動、生徒会活動、ボランティア活動にも積極的に取り組んでいます。ボランティア活動では毎年、「ボランティア1000回運動」を掲げ、献血をはじめとする様々なボランティア活動に取り組んでいます。生徒会行事としては、球技大会や歌声コンクールを行います。これらの行事は、生徒会役員を中心に自主的に運営しています。

 本校最大の生徒会行事は、来年度に第59回を迎える「緑陽祭」です。内容は、文化祭と体育祭です。文化祭では、段ボールを使いクラスごとに大きな作品を仕上げる「造形コンクール」、作詞・作曲を生徒たちで行い、歌を発表する「南高ソング」など本校独自の展示や発表があります。

 今もなお、新型コロナウイルスによる様々な制約が課せられています。私達は、今置かれている状況を新しい南高づくりへの機会ととらえ、生徒主体で解決の糸口を見つけ出し、生徒主体で、生徒会の新しい形を創造していきたいと思います。

 私たち甲府南高等学校生徒会は、これまで先輩たちが築き上げた伝統を継承しつつ、生徒が持つ願望や意見を取り入れながら、さらなる発展を目指していきます。